Mozillaの研究開発部門「Mozilla Labs」が6日、WebブラウザFirefoxに各種メッセージを集約するアドオン「Snowl 0.1」を発表した。動作環境はFirefox 3.0以降、ダウンロードには「Firefox Add-ons]」へのユーザ登録が必要。
Snowlは、メッセージング機能をWebブラウザに集約することを目指し開発中のプログラム。Firefox用アドオンの形で実装され、インストール後はRSS/AtomフィードとTwitterの閲覧が可能になる。閲覧用のインターフェイスは「list」と「river of news」の2種類が用意され、listは重要なメッセージの、river of newsはカジュアルなメッセージの閲覧に適しているという。
あわせて公開された開発ロードマップによれば、今後公開するプロトタイプではFacebookやAIM、Google Talkのサポートを追加する予定。また双方向の会話を可能とするメッセージ作成 / 送信用インターフェイス、実験的な機能の開発を容易にするためのAPIの整備を計画しているという。
今回公開されたプロトタイプ版では、RSS/AtomフィードとTwitterのみサポートされているが、将来的にはメールやRSSフィード、電子会議室、ソーシャルネットワーキングサービス (SNS) など、あらゆるメッセージングサービスへの対応が検討されている。