リモートコントロールやバーチャル・キーボード機能が追加された「Sequel 2」 |
ヤマハは直感的な操作で曲作りができる独Steinbergの音楽制作ソフト「Sequel 2」を9月1日より発売する。価格はオープン。
同製品はひとつのウィンドウで、ループ素材を使用したループシーケンス機能やオーディオ/MIDIトラックのレコーディング、編集ができる音楽制作ソフト「Sequel」の最新バージョン。複雑なメニューを経由したり、複数のウィンドウを開くことなく、エントリーユーザーにもわかりやすいシンプル操作での音楽制作が可能となっている。
また、さまざまなジャンルを含むオーディオ/MIDIのループ素材を4,500種類以上収録。ユーザー登録を行うことで、さらに500種類のループ素材が追加されるという。数多くのプリセットを用意したソフトシンセ、および16種類のエフェクトも搭載される。これら豊富なループ素材やプリセットはメディアベイ機能により、音色やジャンルですばやく検索・抽出することが可能だ。
同製品は新機能としてMIDIコントローラやMIDIキーボードから遠隔操作が可能なリモートコントロール機能を搭載。またマウスやパソコンのキーボードを使ってソフトシンセの演奏/録音ができるバーチャル・キーボード機能、各トラックに自由に楽器の画像を表示することで視認性や作業効率が向上するトラックアイコン機能も追加された。
動作環境はWindows XP SP2/VistaおよびMac OS X v10.4以上。ASIOおよびCore Audioドライバにも対応する。なおSteinbergはSequel 2のダウンロード販売開始に合わせループ素材集「Sequel Content Sets」を発売予定。当初は「HipHop」、「Rock」、「Industrial」とジャンル別に3種類が用意され、それぞれ約400MBのループ素材が収録される。