中日ドラゴンズのマスコット、ドアラがプロデュース・演出・出演を務め、全編タイで収録したDVD『ドアラの休日 げんじつとうひ、してみました。』のプレミア試写会が6日、都内で行われた。多数の応募の中から幸運にも当選したファンでキャパシティ167席の会場は超満員。ドアラ本人も登場し、相変わらずの自由すぎる動きで観客の目を釘付けにした。

…と、書き始めてみたものの、いくら言葉を尽くしてもドアラのあのオモシロさを100%お伝えすることはできない。己の記者としての限界に歯噛みしつつ、ここは写真中心で構成させていただく。ドアラのキモさをいやと言うほど堪能してもらいたい。

ドアラ登場!

「ドアラー!」という呼び声に応え、燕尾服に身を包んで登場した先生。さっそくポスターにひとカラミ

カーテンを見つけたらとりあえず巻き付いてみるのがお約束

ブログやSNSで扱ってもらうためファンも写真撮影が許可されていたが…

あまりのストロボの数に「目が! 目がぁぁぁ!」状態に

非常に暑かったというロケの感想をきかれて

こう一言。ドアラは喋れないため、会話はすべて筆談だ

ドラゴンズ広報・石黒氏とのファン垂涎のカラミ

ここでドラゴンズ、ドアラファンにはおなじみの中日ドラゴンズ広報の石黒哲男氏が登場、プロデューサーデビューを祝ってくすだまセレモニー

ここでロケで使用した小道具話へ。ドアラのお気に入りはあずき色ジャージ

一生懸命説明する石黒氏とMCにはおかまいなしでボールを持ってウロウロ

このぬいぐるみはDVD内で重要な役割を果たすらしい

見どころは? との質問にこの回答

もっと具体的に! と言われるもまたも曖昧な…

その「ある人」を絵で説明しようとするドアラ

「あ、なんとなくわかります」とロケに同行したという石黒氏。想像もつかないんですが

カオスな質疑応答

ここで一旦ドアラは退場し、DVDの上映へ。内容についてはここでは触れまい。ドアラは国境を越えても自由だった、ということだけお伝えしておこう。10分ほど過ぎたあたりで会場に照明が灯され、再びドアラが「燃えよドラゴンズ2008」の歌に乗って登場。今度はユニフォーム姿だ。

自由な客席行脚スタート

触られたり嗅がれたりいろいろされていた

ドアラ「燃えよドラゴンズ2008」熱唱動画

客席参りから戻ったドアラが「燃えよドラゴンズ2008」を熱唱する様子

ステージに戻って報告。見てればわかるけどね

ファンからの質疑応答開始。質問を待ち受けるドアラ

質問を一生懸命聞くドアラ

「DVD内で大事なところを殴打してしまうシーンがありましたが、森野選手にぶつけられたときとどっちが痛かったですか?」

投げやりに答えを書きなぐるドアラさん

「今年の決めポーズをやって見せてください」というリクエストに応え、実演したのがコレ

大いにスベり、会場からはブーイングが。土下座して謝罪

ハイハイハイハイ! 思いついた、思いついたー!

ジャーン! 他のマスコットたちとやった組み体操を一人で。さすがドアラ先生。その柔軟な発想にシビレる、アコガレるぅ

「いつも応援してますよ」というエールに感動

「でも、ドアラがバク転に失敗するとドラゴンズが負ける確率が高いんだよねぇ……」→とたんに耳をふさぎ「アーアーきこえなーい」

シメは客席に降りての記念撮影。何食わぬ顔で着座

振り向いてサービス! 「こっちにもー」とおねだりの声がたくさん飛んだ

「1、2、3、ドアラー!」で決めポーズ

最後、控えめなPRとファンを気遣う姿勢を見せたデキる男、ドアラ

一問一答! 囲み取材

イベント後に行われた囲み取材ではミニサイズのホワイトボードで質疑応答。

初めてのプロデュースはいかがでしたか?

次、休日があったらどこに行きたいですか?

このDVDをまずどの選手に見せたいですか?

第2弾、3弾はあるのでしょうか?

世の中オリンピック一色ですが、注目している選手は?

それはなぜ?

今度選手をプロデュースするとしたら誰を?

先日プロ25年目、42歳11カ月で200勝を達成した山本昌選手へのリスペクトなのか、力強いポーズ付きでボードを差し出したドアラ。ドラゴンズを第一に思い、またファンを心底楽しませる真のエンターテイナーは、"日本一忙しいマスコット"らしく、腕時計(着けていないが)を気にしながら小走りで会場を後にした。

ドアラの魅力がたっぷりつまったDVD『ドアラの休日 げんじつとうひ、してみました。』は9月12日、メディアファクトリーより発売。

『ドアラの休日 げんじつとうひ、してみました。』は9月12日発売。2,940円

(C)2008 中日ドラゴンズ/メディアファクトリー