三菱電機は、サイクロン式掃除機と紙パック式掃除機の新商品として、ハウスダスト対策を強化した、その場で旋回できる掃除機「LAQURLIAIR(ラクルリエア)」を9月21日から、「スタミナストロングエア」「スタミナストロング」を8月21日から発売する。
一般的なクリーナーでは、2つの大きめな車輪と、前方に1につキャスターという3輪構成を採用しているが、「LAQURLIAIR」では5つのキャスターと、その上に自由に回転する本体を設置する「センターサークル方式」を採用。小回りが利き、その場で360°回転することも簡単という。取り回しがラクというだけでなく、掃除中に本体が転倒するということも防いでいる。昨年モデル(LAQURLI)では、サイクロン式の「TC-C3SG」、サイクロン式でふとんブラシが付属した「TC-C3ZG」、紙パック式の「TC-C3KG」の3機種がラインナップされていたが、今年は、サイクロン式でふとんブラシ付きの1機種となっている。
新モデルの特徴となっているのが、ハウスダストの吸引方法。ブラシの下だけでなく、上側にも吸い込み口が設けられている「エアハウスダストクリーンラク走パワーブラシ」を採用。床上のハウスダストも吸い取ることが可能だ。これらは他社の製品でも最近比較的よく目にする構造だが、RAQURLIAIRでは、掃除を行っている際に舞い上がるハウスダストを吸引するためクリーナーの本体上側にも吸引口が設けられている。
同時発表された「スタミナストロングエア」シリーズは、「スタミナストロング」(TC-AG/TC-BG)シリーズの後継モデル。サイクロン/紙パックいずれも、「15P」にはふとんブラシが付属する。ヘッドは、LAQURLIAIRと同様に床面と床上のハウスダストを吸引するエアハウスダストクリーンラク走パワーブラシを採用。また、LAQURLIAIRと同様の構造のキャスターをクリーナー本体の前方に2個配置。4輪構成とすることで、本体の転倒を防止している。
スタミナストロングシリーズは、一般的な、床面にだけ吸引口が設けられたヘッドを搭載したモデル。サイクロン式の「TC-AH8J」はタービン式の「アレルパンチエアロスピンブラシヘッド」を、紙パック式の「TC-BH8J」は「アレルパンチラク走パワーブラシ」を採用している。いずれも、ふとんブラシは付属しない。本体部分は、スタミナストロングエアと同様に転倒を防止する4輪構成。
商品名 | 型名 | 方式 | 発売日 | 価格 | 市場価格 |
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LAQURLIAIR(ラクルリエア) | TC-C3ZH | サイクロン式 | 9月21日 | 9万2,400円 | - |
スタミイナストロングエア | TC-AH15P | サイクロン式 | 8月21日 | オープン | 5万5,000円前後 |
TC-AH10P | サイクロン式 | 4万円前後 | |||
TC-BH15P | 紙パック式 | 5万5,000円前後 | |||
TC-BH10P | 4万円前後 | ||||
スタミナストロング | TC-AH8J | サイクロン式 | 3万円前後 | ||
TC-BH8P | 紙パック式 | 3万円前後 |