ギター/ベースの直接接続に対応、リズムマシン機能やエフェクタも搭載するリニアPCMレコーダ「GT-R1」

ティアックはさまざまな付加機能を搭載したTASCAMブランドのポータブルギター/ベースレコーダ「GT-R1」を8月26日に発売する。価格はオープン。同製品は2008年2月に発売された「DR-1」をベースとし、ギタリストやベーシストなどミュージシャンに便利な付加機能が搭載されたリニアPCMレコーダ。

本体には使用状況に合わせてマイクの向きを90度可変できるステレオコンデンサマイクを搭載。最高24bit/48kHzのWAVと長時間録音が可能なMP3でのレコーディングが可能だ。またギター/ベースを直接接続できるGUITER IN端子も装備している。

本体内にはギター/ベースに合わせ55種類ものプリセットが用意されるエフェクタを搭載。録音ファイルの本体再生時はもちろん、レコーディング時に使用すれば、エフェクトをかけた音の録音も可能となっている。また88種類のプリセットパターンを用意するリズムマシン機能も搭載。ギター/ベース演奏とミックスしての録音もできる。録音済みのファイルに新しい録音を重ねることができるオーバーダビング機能も用意されており、MTR的な活用も可能だ。 そのほか-50~16%の範囲で1%刻みで再生スピードを可変可能。音程を変更して再生できるキーコントロール機能、録音ファイルのギターやベースの音を低減できるパートキャンセル機能など、DR-1譲りの機能も搭載されている。

同製品の本体サイズは70mm(W)×27mm(H)×136mm(D)、重量は付属リチウムイオン電池を含め約208g。付属リチウムイオン電池はパソコンとUSBで接続して充電可能。約6時間で満充電となり、MP3で内蔵マイク使用時には約7時間の録音が可能。なおACアダプタは別売。本体内にはメモリは搭載せずSD/SDHCカードスロットを備え最大32GB SDHCカードに対応。製品には1GB SDカードが付属する。