ピクセラが、Macintosh向け地上デジタル放送(地デジ)チューナー「CaptyTV Hi-Vision」を発売することが明らかになった。同社は、初のMac用地デジチューナーとして製品化を目指した企画販売を行い、モニターを募集。応募者に対して定期的に意見を求め、同社とユーザーとで一緒に作り上げていくことを目指しているという。

CaptyTV Hi-Visionの動作環境は、Mac OS X 10.4.11以降 / 10.5.4以降。デュアルコア搭載のIntel製CPUおよびUSB 2.0ポートを標準搭載したディスプレイ一体型のハードウェアと、2GB以上のHDDの空きと1GB以上のメモリが必要。現時点では、Intel iMacとMacBook、MacBook Pro、MacBook Airが対応機種にリストアップされている。

受信可能な放送規格は、日本の地上デジタル放送(ISDB-T)。CATVパススルーおよび周波数変換パススルーに対応する。本体の外形寸法は約78×132×17.8mm、重量は約110g。電源にはUSBバスパワーを使用、消費電力は最大約2.3W。

同社Webサイトでは、メールマガジン購読者限定で19,800円(税込)の価格で先行予約販売を開始したが、4日午後時点では在庫切れとなっている。予約ページには、製品の出荷開始は8月18日以降、録画機能は10月提供予定と記載されていることから、当面は視聴のみサポートされるものとみられる。

Mac用地デジチューナー「CaptyTV Hi-Vision」がまもなく登場