ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開するアイシェアはこのほど、日本語に関する意識調査を行い、その結果を発表した。調査回答者は同社のメール転送サービスを利用する10代から40代の男女461名。

「正しい日本語を使えているか」を尋ねたところ、「大いに自信がある」は5.2%と少ないものの、「多少自信がある」の42.3%と合わせると、全体の約半数が「自信あり」との結果に。しかし20代では「あまり自信がない」が19.7%、「全く自信がない」は6.1%と、約4人に1人が自分の日本語に自信がないことがわかった。また男女別にみると、女性では「全く自信がない」と「あまり自信がない」を合わせると18.5%となり、男性の13.2%に比べやや高くなっている。

「日本語について最も困ったことは何か」の問いには、「漢字が書けない」が最も多く全体の55.5%を占めた。20代ではそれに続いて「文章の意味がわからない」が12.1%、「慣用句が分からない」は10.6%となっており、若い世代において、日本語の語彙力や読解力が低下していることが伺える結果に。また、「ゲームやPCを利用した学習ツールに関してどう思うか」の問いには、全体の約3分の2が「良いと思う」と好意的に捉えているが、20代では約3割が「あまり効果はないと思う」と答えている。