すっかり夏である。夏といえば、女子の露出度が急上昇する季節。そして今週ときたら、あんなトコやこんなトコを触れたり(タッチペンだけど)するゲームや、「巨乳」と「つるぺた」に挟まれてハーレムになっちゃうゲームも。しかもフィギュアは、噂の「変態仮面Ver.」がついに発売。どれからゲット? それとも全部?
週末は、彼女たちで"どきどき"?
今週の木曜日(7月31日)、アソビットゲームシティとAKIHABARAゲーマーズ本店ゲーム館の店頭を飾ったのは……SNKプレイモアから7月31日にニンテンドーDS専用ソフトとして発売された『どきどき魔女神判2』だった。昨年7月に『どきどき魔女神判!』が発売されて早1年余り。待望の第2弾の登場だ。今回の作品も前作に負けず劣らず、"どきどき"させてくれるゲームとなっている。
舞台は、前作から数週間後。プレイヤーは主人公の「西村アクジ」となって、またまた"魔女探し"を行うこととなる。魔女の証拠である"紋章"を探すために、容疑者(?)の女の子の身体のいろんなところをタッチ、タッチ、タッチ!! そして、忘れてならないのが前作のキャラ及びサブキャラまでもチェックをすることができる「どきどきチェッカー」が新搭載されたこと。これまでのタッチに加えて声でもコミュニケーションをはかることができる。また、「おまけモード」も追加されているとか。メーカー希望小売価格は「赤井まほ」と「聖花ころん」の「ねんどろいど・ぷち」や「スペシャルCD-ROM」など豪華な特典満載の「初回限定スペシャルBOX」が9,240円、「通常版」が5,040円。
5pb.Gamesからは、『かのこん えすいー』がプレイステーション 2専用ソフトとして7月31日に"ゆやゆよ~ん"と発売。DVDが現在ブレイク中の『かのこん』が、今度はゲームで登場。ジャンルは「ドタバタラブコメADV」とのこと。舞台は夏・小島・水着・露天風呂……。これだけでも「おおっ」と思うのに、ゲーム用にオリジナルキャラが2人追加されている。また、このゲームならではのシステムで、プレイヤーは「小山田耕太」と「源たゆら」となり、2人の視点で「サイトチェンジ」と「エモーションリサーチ」を行いながらストーリーを進めていく。「限定版」の特典は温度によって色が透けちゃうという「マウスパッド」と「オリジナルCD」、このほかに購入特典として「奈留迦見温泉の素」がついてくる。メーカー希望小売価格は「限定版」が9,240円、「通常版」が7,140円。
セガから7月31日に『ファンタシースターポータブル』がプレイステーション・ポータブル専用ソフトとして発売された。"スペースオペラRPG"と呼ばれる「PHANTASY STAR UNIVERSE」シリーズの最新作。本作は、1人でプレイする「ストーリーモード」とアドホック通信を利用して最大4人までの協力プレイが楽しめる「マルチモード」で構成されている。また、本作ではドロップアイテムが生産要素のドロップが廃止され現物のみとなったことや、武器の強化は100%成功するといった、初めての人も入りやすいように仕様が変更されている。メーカー希望小売価格は5,040円。
Piacciよりプレイステーション 2専用ソフト『ほしフル ~星の降る街~』が7月31日に発売。ジャンルは「ほしぞら学園恋愛ADV」だ。星がきれいに見える街を舞台にした学園モノで、もとはPCゲームだった。今回のプレイステーション 2版では新キャラも登場する。本作は「限定版」と「通常版」での展開。「限定版」の特典は、ドラマCD「星降る夜の奇跡」及び設定資料集となっている。メーカー希望小売価格は「限定版」が9,240円、「通常版」が7,560円。
バンダイナムコゲームスのナムコレーベルからは、『ソウルキャリバーIV』が7月31日にプレイステーション 3とXbox 360の両プラットホームから同時発売された。ジャンルは、いわずと知れた「3D武器格闘アクション」。1995年に発表された『ソウルエッジ』から数えることシリーズ第5作目となる本作品。霊剣"ソウルキャリバー"と邪剣"ソウルエッジ"……この2つの剣をめぐる戦いは本作で最終章となるのか? 次世代機でのマシンパワーでこのドラマを堪能したいところだ。ちなみに、あの『スターウォーズ』の「ヨーダ」がXbox 360版に、「ダース・ベイダー」がプレイステーション 3版に参戦する。メーカー希望小売価格は7,800円。
毎日コミュニケーションズから、7月31日に『レミュオールの錬金術師』がニンテンドーDS専用ソフトとして発売。このゲームは2004年に「犬と猫」によって、PCのダウンロードゲームとして発表されたもの。今回、ニンテンドーDSに移植するにあたって情報量と操作性を向上させたほかに、グラフィックやアイテムがすべて描き下ろされた。さらに初のアニメーションも追加。もともと、ヤリコミ度が高いことで人気を得ていた経営シミュレーションゲームなだけに、ニンテンドーDSで手軽に誰でもプレイできる点は嬉しいところ。メーカー希望小売価格は5,040円。
志倉千代丸がアルバムを一挙3枚リリース!!
Kalafinaの2ndシングル「sprinter/ARIA」が7月30日にソニー・ミュージックエンタテインメントより発売された。これは『劇場版・空の境界』第四章の主題歌「ARIA」と、この夏公開予定の第五章の主題歌である「sprinter」の両A面シングル。「初回限定盤」は「sprinter」のビデオクリップと『空の境界』のアニメーション映像を使用した「oblivious」のビデオクリップを収録したDVDなどが付属する。ちなみに「oblivious」のビデオクリップは、アニメ制作会社のufotableが手がけているとのこと。価格は「初回限定盤」が1,575円、「通常版」が1,223円。
ビクターエンタテインメントからは、ALI PROJECTの「わが臈たし悪の華」が7月30日に発売。ご存知のとおり、MBS・TBS系列にて放映されている『コードギアス反逆のルルーシュR2』の新EDテーマだ。価格は1,155円。
5pb.Recordsからは「THE WORKS ~志倉千代丸楽曲集~ 1.2」「THE WORKS ~志倉千代丸楽曲集~ 2.0」「THE WORKS ~志倉千代丸楽曲集~ 3.0」が7月30日に3枚同時に発売された。5pb.の代表取締役である志倉千代丸が、これまで手がけた作品群を一挙に!! まさに「欲しい曲全部入り!」なのだ。価格は各3,150円。
AT-X(先行放送中)やチバテレビで放映中のTVアニメ『一騎当千 Great Guardians』。メディアファクトリーより、7月30日に、OP&EDテーマ「No Limit!/影」が発売された。「初回限定盤」は、CDとDVDの2枚組となっており、雁行真依が歌う挿入歌の「時の扉」が収録。DVDは、ノンテロップOP&ED映像となっている。価格は「初回限定盤」が1,890円、「通常盤」は1,365円。
"今週の目玉~"は、やはり「泉こなた」と「変態仮面Ver.」
まずはこの作品から。マックスファクトリーより『らき☆すた』から「figma 泉こなた 冬服ver.」が発売された。ノンスケール(全高約130mm)のABS/PVC塗装済可動フィギュア。付属するのは、2種類の表情パーツと豊富な手首のパーツ。もちろん、"曖昧3センチ♪"の手首パーツや「チョココロネ」も付属。また、"アホ毛"もしっかり再現。メーカー希望小売価格は2,500円。
グッドスマイルカンパニーからは、ユニゾンシフトのPCゲーム『WAGA魔々かぷりちお』より「ねんどろいど メリッサ・セラフィ」が発売された。わがままプリンセスの彼女の特徴的な「笑顔」や「怒り顔」の表情はもちろん、なんとファンには嬉しい「おかいあげ ごくろーなのぢゃ」が再現可能とのことだ。かぼちゃは、1/8スケールの製品と同様に着脱可能となっている。ノンスケール(全高約100mm)のABS/PVC製塗装済可動フィギュア。メーカー希望小売価格は3,500円。
コトブキヤから、『シャイニング・ティアーズ』のヒロインである「マオ」が発売。『シャイニング・ウィンド』に登場した時の姿でフィギュア化されたものだ。衣装も格闘着に変わり、そのジャケットは着脱できるようになっている。1/8スケールのPVC(一部ABS)塗装済完成品でメーカー希望小売価格は5,775円。
やまとの「SIF EX」シリーズより、『エア・ギア』の「野山野林檎 変態仮面Ver.」が7月31日に遂に発売となった。この作品は、原作の作中で描かれたもので、それを更にカッコよく、そして破廉恥(というか、ほぼ全裸)に再現!! ちなみに、作中に登場する「バッグ」もオプションパーツとして付属する。なお、当初は「メガネ」が付属する予定だったが、メーカーサイドで敢えて「メガネ」を付属しない形で発売することとなったという。全高は230mmのPVC/ABS塗装済完成品で、メーカー希望価格は7,140円。
セガからは「風来のシレン」シリーズの最新作で、今年6月に発売されたWii専用ソフト『不思議のダンジョン 風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~』から、「女剣士アスカ オリジナル フィギュア」が発売された。Wii版での7頭身のアスカをそのままフィギュア化。抜刀して、すぐに殺陣に入る瞬間を再現しているとのことだ。PVC(一部ABS)塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は7,140円。
集英社のSSS(集英社ソリッドセレクション)「美少女フィギュア」シリーズからは、第4弾として『To LOVEる-とらぶる-』の「西連寺春菜」が発売された。少し恥ずかしがりやで、でも優しくて……そんな彼女を再現。1/8スケール(全高約200mm)のPVC/ABS塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は5,000円。
タキ・コーポレーションからは、『一騎当千 Dragon Destiny』の「呂蒙子明 猫メイド ピンクver.」が生産数限定で発売された。カラーがピンク&ホワイトになり、通常戦闘服とコンパチになっている。全高250mmのPVC/ABS塗装済完成品。メーカー希望小売価格は9,240円。同じく『一騎当千 Dragon Destiny』から「孫策伯符 チャイナドレスver.」も限定版として登場。プラック・チャイナドレスで、うっすらと身体のラインが透ける。こちらは南陽学院制服との着せ替えが可能。全高250mmのPVC/ABS塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は9,240円。
R.A.W.Sからは「G・R・O(Genesis of Romantic Objet)」シリーズ『鋼鉄ジーグ』より「G・R・O 鋼鉄ジーグ カラーVer.I」および「G・R・O 鋼鉄ジーグ アイアンVer.」が発売となった。既報のとおり、ポリレジン製の塗装済完成品。存在感がたっぷりの全高3,050mmという大きさもだが、台座裏面に刻まれたシリアルナンバー付きメタルプレートが、この作品を手にする喜びを倍増する。なお、コトブキヤ ラジオ会館店では「G・R・O 鋼鉄ジーグ カラーVer.I」のみの在庫が確認できた。メーカー希望小売価格は各13,650円。ちなみに、8月には「G・R・O 鋼鉄ジーグ カラーVer.II」の発売が予定されている。
バンダイから、『鋼鉄神ジーグ』より「超合金魂 GX-42 鋼鉄神ジーグ」が発売となった。全高は約160mm。関節部にマグネットジョイントを使用しているので、劇中のように各部位に分解することも可能となっている。「ナックルボンバー」や「地獄ビンタ」そして「ジーグブリーカー」などが再現できるように、オプションパーツ類も用意。交換武装の「ジーグバズーカ」と「マッハドリル」も付属し、マグネットで接合・合体する。メーカー希望価格は9,240円。
シーエムズコーポレーションの「サンライズメカアクションシリーズ」からは、『伝説の勇者 ダ・ガーン』より「ダ・ガーンX」が発売された。1992年よりテレビ朝日系列で放送された『伝説の勇者 ダ・ガーン』が16年の時を経て登場だ。仕様はPVC/ABS/PCの塗装済完成品で、全高は約130mm。胸部を展開して、必殺のブレストアースバスター発射状態を堪能するのも一興だ。メーカー希望小売価格は4,725円。
続いては、プラキットの登場。コトブキヤより『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』から「グルンガスト零式」が発売された。「刮目せよ! これが我が太刀筋なり」と「零式斬艦刀」が付属。また、各バーニアなど細部にわたって忠実に再現が可能となっている。メーカー希望小売価格は5,040円。
同社のプラキット『アーマード・コア』シリーズに"究極"とメーカー自らが絶賛する作品が登場。それは、1/72スケールの「ナインボール=セラフ」だ。今回、この作品のためにゲームの開発元であるフロム・ソフトウェアにデザインを新たに描き下ろしてもらうほどの熱の入れようだ。両社のタッグによって登場したこの機体は、差し替えパーツを使わずに飛行形態へと変形するとのことだ。メーカー希望小売価格は8,190円。
おまけ&取材を終えて
まず、おまけから。先週のレポートで予告したとおり、AKIHABARAゲーマーズ本店の上に大きく描かれた「でじこ」を万世橋交差点付近から撮影した。さて取材に戻りますかと一息ついたら、筆者の周りで数人の外国の方が「でじこ」をデジカメでパシャパシャと撮っていました。
さて、アソビットゲームシティとAKIHABARAゲーマーズ本店で、Blu-ray Disk専用コーナーとなっている売り場を発見した。バンダイビジュアルが『マクロスF』の第1巻をBlu-ray DiscとDVDで同時発売したのもそうだが、今後発売される作品も並行販売が増えていくだろう。特に、できるだけ美しい画質でみたいという声をよく聞くアニメファン。この動きは歓迎すべきなのかもしれない。でも、その前にTVをフルハイビジョンにしないといけないという人も多いのでは?