マーケティングリサーチ会社のインテージはこのほど、「北京オリンピックに関する意識調査」を行い、その調査結果を発表した。同調査は、同社に登録されたモニターの中から、全国の20代~50代までの男女各200人ずつ、合計1,600人を対象にインターネットを通じて実施された。

調査によると、北京オリンピックに「興味がある」、「やや興味がある」と回答したのは61.2%に上り、「全く興味がない」と回答した人は8.4%。男女ともに年代が上がるほど北京オリンピックへの興味が高く、「全く興味がない」では男女ともに20代がもっとも多数を占める結果に。

「あなたは、今年8月に開催される『北京オリンピック』に興味がありますか」 インテージ調べ

「全く興味がない」と回答した人を除いた1,465人に、さらに今大会のメダルや選手などについて尋ねた。金メダルの獲得数予想では、「5~9個」が40.7%ともっとも多く、「1~4個」33.2%とつづく。約4分の3にあたる74.7%の人が日本の金メダルは一桁と厳しい予想をしており、前回2004年アテネ大会での獲得数16個を大きく下回る数となった。

また、今大会に出場する日本人選手で好きな選手の上位は、1位「北島康介(水泳)」47.2%、2位「谷亮子(柔道)」34.1%、3位「福原愛(卓球)」30.2%、4位「室伏広治(陸上)」28.9%、5位「野口みずき(マラソン)」28.3%の5選手。特に北島選手に男女とも全世代を通じて大きな注目が集まっていることが明らかとなった。

「今回の『北京オリンピック』で日本は金メダルをいくつくらい獲得できると思いますか」 インテージ調べ
「今回の『北京オリンピック』に出場する日本人選手で、好きな選手をお答えください」 インテージ調べ