ダイキン工業は、全国の20代~50代の男女400人を対象に、「夏の空気と健康に対する意識調査~メタボ編~」のアンケートを実施した。調査は平成14年から、毎年2回実施しており、今回で13回目となる。同アンケートより、自分をメタボリック症候群(以下 メタボ)だと感じている人のほうが、温度を下げたいという願望が強く、エアコンの設定温度も低くするという傾向があることが判明したという。
また、メタボの自覚がある人の「51%」が温度を下げたいと思っており、メタボではない人の「31%」と比較すると、自覚がある人のほうが「設定温度を下げたい」という願望があることがわかった。さらに「真夏の部屋の設定温度」を比較すると、最も多い回答としてメタボの自覚がある人が「25℃」(22%)としているのに対し、メタボではない人は「28℃」(29%)が適温だとした。これにより、メタボな人は設定温度を3℃低くする傾向があることが明らかになった。
メタボリック症候群の予防と対策として、代謝をあげることが重要になってくるという。そこで、同社では「定期的に温度刺激を与えることで、体の基礎代謝を高める効果があるといわれています。これを機に、エアコンを上手に利用してメタボ予防だけではなく、冷え性や夏バテ防止にもつなげてほしい」と提案している。なお、本調査の詳細はこちら。