コーレルは30日、ファイル圧縮・解凍用ユーティリティ「WinZip 11」のバージョンアップ版である「WinZip 11.2 Pro」「WinZip 11.2 Standard」を同社のWebサイトにて公開した。「WinZip 11.0 Pro」および「WinZip 11.0 Standard」のユーザーは、無償でダウンロードが可能。
今回のバージョンアップにより、新しくUnicodeのサポートが追加された。デフォルトのテキスト文字セットの異なる2台のコンピュータ間でZipファイルを共有している場合に、国際文字を使用してZipファイル内のファイル名を表示することができる。
またLAHの統合サポートにより、.LHAおよび.LZHの作成・オープン・展開が可能となった。これに伴い、DOSベースのサードパーティプログラムのサポートが廃止された。
価格は「WinZip 11.2 Pro」ダウンロード版が8,400円、ダウンロードアップグレード版が4,200円。「同 Standard」ダウンロード版が5,250円、ダウンロードアップグレード版が2,625円。なお、WinZip 10以前のバージョンは無償アップデートの適用外となる。