メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ Cクラス(セダン/ステーションワゴン)の安全装備の充実など一部仕様を変更し、本日より発売する。価格は、セダンが437万円から1,030万円、ステーションワゴンが457万円から1,054万円。
「Cクラス」は、メルセデス・ベンツのラインナップの中では比較的コンパクトなモデルであり、今回仕様変更を行なったセダン、ステーションワゴンのほか、クーペボディも用意される。今回の仕様変更では、セダン・ステーションワゴン全モデルの安全性の強化として、運転席側ステアリングコラム下部に装備したエアバッグにより、事故の際にドライバーの前方への移動を抑えてシートベルトの効果を高める「SRSニーバッグ」や、緊急ブレーキ時にブレーキライトが点滅し後続車両に減速・停車を迅速に知らせる「アダプティブブレーキライト」を標準装備した。またセダン全車には、駐車時などに後方の様子や予測進路をディスプレイに表示する「パーキング アシストリアビューカメラ」を装備した。
走行状態に応じてヘッドライトやフォグランプの明るさと照射範囲を最適にコントロールする「インテリジェントライトシステム」を、セダン・ステーションワゴンの「アバンギャルド」モデルおよび「C63 AMG」に採用。また「C200 コンプレッサー エレガンス」にバイキセノンヘッドライトとヘッドライトウォッシャーを標準装備とした。オプションとしては、「ダイナミックハンドリングパッケージ」が用意された。これは、運転状況や路面状況に応じてダンパーの減衰力を制御し、快適性と運動性能を高めるとともに、スイッチ切換えによって変速スピードやエンジン特性も変更できるもので、「C300 アバンギャルドS」「C200 コンプレッサー」「C250」にオプション設定される「アバンギャルドSパッケージ」装着車に搭載できる。そのほか一部モデルのオプション装備についても、新たに本革シートやコンフォートパッケージを設定するなど、充実が図られた。