女優の北乃きいが28日、都内で行われた大沢たかお初プロデュース映画『ラブファイト』の完成披露試写会に登場した。
ファイティングポーズを見せる北乃きい(右)と林遣都 |
大沢たかおが、『ミッドナイト イーグル』などを手がけた成島出監督とタッグを組みプロデュースした同作は、幼いころからいじめられっ子だった男子高校生と、その幼なじみである男勝りな女子高校生が、ボクシングを始め成長していく青春ムービー。
ボクシングのシーンは主演2人の希望によりスタントなしで撮影が行われ、大沢が「主演の2人が、僕らや映画界に戦いを挑んだ作品。途中から彼らに触発されて引っ張られていきましたね」と絶賛するほどで、撮影は熱い雰囲気で進んでいったという。北乃も「やるなら自分たちで、しかも本気でやりたかったんです」と力強く発言すれば、林は「ボクシングのシーンは、本当に頑張りました。撮影が進んでいくうちにスタッフの熱い思いが伝わってきて、『自分も負けてられない』と思って練習を積んでいきました」と同作への並々ならない思いを打ち明けた。
以前からアクション映画への出演を熱望していたという北乃は、同作で念願を叶えたわけだが「一番最初にマネージャーから『やっと北乃がやりたい作品が来たよ』って言われたんです。ボクシングも好きでしたし、撮影では自分で動くのが楽しかったですね」と達成感を得た様子。そして最後には「"拳と拳が会話している"ような熱くて迫力ある映像になってますが、温かくて前向きにもなれる映画です」と目を輝かせてアピールしていた。
北乃きい フォトコレクション
(C) 2008「ラブファイト」フィルムパートナーズ