ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開するアイシェアはこのほど、日常生活における口調の変化に関する調査を行い、その結果を発表した。調査によると、回答者の7割以上が日常生活で口調が変わることがあり、男性の2割以上が赤ちゃん言葉を使うことがある実態が明らかになった。アンケートに答えたのは同社のメール転送サービスを利用する20代から40代の男女426人。
「普段と口調が変わるのはどんな時か」を複数回答形式で聞いたところ、全体では「赤ちゃんに話しかける時」が33.3%、「電話で話す時」が24.9%、「動物に話しかける時」が21.6%の順になった。性別に見ると、女性は「赤ちゃんに話しかける時」が38.3%と4割近く、「変わる事はない」としたのは2割に満たなかった。一方、男性は最も多い「赤ちゃんに話しかける時」でも29.2%と女性より10ポイント近く低く、逆に「変わる事はない」と回答したのは27%と女性より多かった。とはいえ「配偶者・恋人と話す時」との答えは15.0%と女性とほぼ変わらず、好きな人の前で甘えてしまったりするのは男女とも同じであることがわかった。
「どのように口調が変わるのか」を尋ねたところ、「声が高くなる」が最も多く、全体の32.2%。2位は「赤ちゃん言葉になる」で24.4%だった。「赤ちゃん言葉になる」との答えを性別に見ると、女性が28.0%、男性が21.5%となり、実に男性の2割以上が特定の状況下で赤ちゃん言葉を話すことが判明した。なお、赤ちゃん言葉を使うのが果たして「赤ちゃんに話しかける時」なのか「配偶者・恋人と話す時」なのかはこの調査では判明していない。