『FUJI ROCK FESTIVAL'08』の初日にあたる25日、グリーンステージに登場した「KASABIAN」のトム・ミーガンとサージ・ピッツォーノが、待望のニュールバムについて語った。

フジロック初参戦のKASABIAN

今回、フジロック初参加となるKASABIANは2004年にアルバム『Kasabian』でメジャーデビューしたイギリスの4人組ロックバンド。2006年にリリースしたセカンドアルバム『エンパイア』では全英チャート1位を獲得している。

グリーンステージのライブ前に、レッドマーキー近くの特設ステージで行われたトークイベントにKASBIANのトム(ボーカル)とサージ(ギター・ボーカル)が登場した。

まず、フジロックの印象を訊かれたサージは「最高のフェスだ。空に飛び上がりそうな気分だよ」と語り空を見上げた。自分たちKASBIANに関しては「現在の音楽シーンの中でも、独特の立ち位置にいると思う」とコメントした後、ステージ上で実際に立ち位置を変えるなど、おどけてみせた。

トムは「今、ニューアルバムのレコーディング中で、12月にはリリースしたい」と待望のサード・アルバムについて明言。「1960年代のサイケデリックなロックと、未来的なサウンドが融合した作品になるよ」とアルバムのコンンセプトも語った。また、「今日のステージでは新曲を2曲演奏するよ」と宣言、多くのファンの声援を浴び、イベント出演を終えた。

ニューアルバムの構想を語ったあと、グリーンステージで熱いステージを披露したボーカルのトム・ミーガン

クリス・エドワーズ(Bass)

サージ・ピッツォーノ(Guitar & Keys)

イアン・マシューズ(Dr)

撮影:石井健