コクヨグループのコクヨS&Tは9月10日、文庫本サイズのノートブック「文庫本ノートシリーズ」3タイプ8アイテムを発売する。日本人になじみの深い大きさを採用し、「持ち運びやすさ」とどこでも開ける「読み返しやすさ」を追求したという。70枚で、283円。
文庫本の大きさは日本独自のサイズで、「江戸時代までさかのぼるという説もある」(同社広報)とのこと。同社では「古くから定着し親しまれているサイズをノートにすることでその受け継がれた良さを活かしたい」として今回の発売に至った。どこにでも持ち歩ける携帯性の高さとノートに必要な筆記性、そして読み返すのに便利な検索性のすべてを兼ね備えたとしている。
「文庫本ノートシリーズ」は、とじ部に近い部分にも書き込みやすいようにフラットに開けるほか、裏写りやにじみを防ぐ紙を使用。"文庫本"らしく表紙カバーが付いており、「ベーシック」「カジュアル」「ナチュラル」の3タイプから好みのものを選べる。また、表紙カバーの折り返し部分には目次として使えるインデックススペースを設けるなど、後から読み返す際にも希望の箇所を探しやすいように工夫がなされているとのこと。
同社広報では「外出先や通勤時間など、時と場所を選ばずいつでもどこでも開いて利用していただきたい」とコメントしている。