Mozilla Foundationは23日 (米国時間)、メール / ニュースクライアントソフトの最新版「Thunderbird 2.0.0.16」をリリースした。Firefox 2と同期させるため、バージョン番号は2.0.0.14から2.0.0.16へとスキップされている。
今回のリリースは、セキュリティの修復が主な目的。Mozilla Foundationセキュリティアドバイザリの報告 によれば、確認された脆弱性は8件。うちCSSリファレンスカウンターを悪用した任意のコードが実行される危険性 (MFSA 2008-34) など6件は、4段階定められた重要度で2番目に低い「Moderate (中)」、2件はもっとも低い「Low (低)」に分類されている。