ドイツで生まれた増毛法を日本で展開するスヴェンソンは、18日、同社のイメージキャラクターとして、サッカー解説者の松木安太郎氏を起用していくことを発表した。
同社は同日、カツラ製品を使用して悩んでいる人たちを対象とした無料相談窓口「カツラSOS」をスタートさせ、増毛に関する問い合わせを無料で受け付けるという。そのPRを担うのが、同社の増毛法「編み込み式増毛法」愛用者である松木安太郎とういわけだ。
松木氏は「ユーザー代表として、今後いろいろなヘアスタイルをチャレンジしたい。ある時はリチャード・ギア、時にはリオネル・メッシ、とね」とまったく冗談の口ぶりではなく、"本気モード"でコメント。記者会見に集まった記者陣からも「本当に地毛みたい。増毛だとは誰も気づかない」といった声があがった。
同社の兒玉圭司社長は、「さわやかさ、誠実さ、行動力が、スヴェンソンにぴったり」と松木氏の"カツラキャラクター"起用理由を述べた。ちなみに社長も同社ご自慢の製品を身に付けているという。
さらに、同社と所属契約を結んでいる卓球の北京五輪代表の岸川聖也選手や水谷隼選手が会見に駆けつけ、松木氏のイメージ・チェンジ度のチェック(!?)と、北京五輪へ向けての抱負を語った。
水谷選手は「卓球男子は中国がダントツで抜き出ているが、次の韓国・香港・ドイツ・日本は横並び。北京でメダルを獲る可能性は高いと思っています」と自信を込めて語った。岸川選手は「今まで女子ばかりが注目されていたけど、前回の世界選手権での3位という成績で、日本男子卓球の実力を見せつけることができた。これからは男子も注目してほしい」と語った。
最後に松木氏は「スヴェンソンは、アドバイザーたちが自分の髪の悩みについての答えを、すごくわかりやすく説明してくれる。僕のサッカー解説と同じですよ!」といつもの"松木節"PRをし、会場を後にした。松木氏が登場する同社新CMは18日より放送される。