Opera Mobile 9.5のユーザーインタフェース

ノルウェーOpera Softwareは17日(現地時間)、携帯機器用Webブラウザ「Opera Mobile 9.5」のベータ版をリリースした。「Windows Mobile 5」および同6に対応。同社Webサイトより無料でダウンロードできる。

携帯電話用の「Opera Mini」と同様、デフォルトでWebページ全体を表示できる。ズーム機能によりページの一部を拡大表示することも可能。また、ユーザーインタフェースを一新したうえ、実行速度も強化しており、Webページのロード処理は「Internet Explorer Mobile」の2.5倍速いという。

Operaはこれに合わせ、開発ツールの「Opera Dragonfly」を正式にクロスプラットフォーム対応させた。JavaScriptデバッグ、CSS/DOMインスペクタなどの機能を利用して、開発者はPC上のOperaからOpera Mobile 9.5で表示したページを確認できるという。

なお、Operaは携帯端末用としてOpera MiniとOpera Mobileの2種類を提供している。Miniは対応携帯電話が広いのに対し、Mobileはスマートフォンのみに対応するフル機能版になる。