スカイマークは、2008年度中を予定していた中部国際空港への就航計画を延期すると発表した。
同社は、2007年11月14日付のプレスリリースにて、中部国際空港の就航計画を発表。新たな路線展開の観点から、24時間離発着可能な中部国際空港への就航が需要喚起につながるとして考えてきた。
就航計画を延期した理由としては、「主に、燃油価格の高騰が大きな要因として挙げられます。今までは企業努力で抑えられてきましたが、今後のコストを踏まえますと、このタイミングでの就航は難しいと判断いたしました」(同社広報担当)と述べた。なお、6月に168便の欠航につながった機長不足の問題については、「9月からは通常通りの運行を予定しています。今回の件とは、まったく関係ありませんのでご安心ください」(同)としている。
また、今後の中部国際空港への就航のタイミングについては未定だ。同社では「燃油価格や社会情勢などの状況を見極めながら、就航を検討していきます」(同)としており、中部国際空港への就航に前向きな姿勢を示している。