三菱自動車は、8月26日から9月7日までモスクワのクロッカスエキスポ(Crocus Expo)で開催される「モスクワモーターショー(Moscow Auto Salon 2008)」で、新型SUVの「パジェロ スポーツ」を世界で初めて公開する。同モデルは、今秋以降ロシアをはじめ、アセアン、中東、中南米、オセアニア地域で順次発売する予定。日本への導入については現在のところ未定。
「パジェロ スポーツ」はレジャーなどにも使用できる4WDタイプのSUV。エンジンは3.2L(リッター)、2.5Lのコモンレール式直噴ディーゼルエンジン、および3.5LのV型6気筒ガソリンエンジンの3種類のエンジンが用意される(ロシア向けは3.2Lディーゼルのみ)。ボディ基本骨格には新開発ラダーフレームを採用し、高い耐久性と信頼性を実現。また、駆動力を効果的に路面に伝える「スーパーセレクト4WD(SS4)」システムを搭載し、あらゆる路面において安心して走行できる。
広く快適なキャビンには、レジャー用途などで便利な「撥水シート」や「防水カーゴフロア」などを採用したほか、2列シートの5人乗り仕様と、3列シートの7人乗り仕様を設定する(ロシア向けは2列シートの5人乗り仕様のみ)。