ダイキン工業は16日、空気清浄器「光クリエール」シリーズの新たなラインナップとして、加湿空気清浄器「うるおい光クリエール」(MCK75J-W)を発表した。発売は9月16日で、価格はオープン。市場価格は5万2,800円前後と予想される。また、加湿器能無しの空気清浄器「光クリエール」(MC75J-W)を同時発表。こちらは8月20日の発売で、価格はオープン。市場価格は、4万2,800円前後と予想される。
光クリエールシリーズは、ストリーマ放電と光触媒による脱臭除菌と、コンパクト脱臭カートリッジ「洗えるニオイとる~ぷ」の搭載を特徴とするする空気清浄器だ。シリーズの特徴となっているニオイとる~ぷは、玄関やトイレなど密閉された空間の脱臭を行うための独立したユニットで、2か月程度、脱臭が可能だ。脱臭効果がなくなったニオイとる~ぷは、本体のストリーマポケットで再生し、繰り返し使うことが可能だ。昨年モデルより、このニオイとる~ぷは、水洗いも可能な「洗えるニオイとる~ぷ」に改良されている。また、フィルターで捕らえられたウィルスを、約1分で除去可能な「バイオ抗体フィルター」も使用可能だ。バイオ抗体フィルターはオプションで(1,890円/枚)、1枚で約1年間使用可能。
MCK75J-Wは、消費電力の少ない気化式を採用した加湿空気清浄器。最大風量7.5m3/分を実現している。なお、空気清浄器のMC75J-Wの風量も7.5m3/分。約28畳にまで対応する強力な空気清浄能力を実現している。
また、清潔性も考慮された設計となっており、加湿フィルターは、抗菌/防カビ仕様。さらに水のトレーは銀イオンにより、約10年間ぬめりの発生を防ぐことが可能だ。また、加湿フィルター自体がトレーの水に直接触れない構造となっている(加湿フィルターの外周に水をくみ上げるためのひしゃくが取り付けられており、トレーにためられた水に直に触れるのは、この部分のみ)ため、長時間水を入れたままにしておいても清潔性を保つことが可能だ。加湿能力は、600ml/h。