日立アプライアンスは16日、過熱水蒸気オーブンレンジ「デリシャス調理ヘルシーシェフ」シリーズの「MRO-DS8」(庫内容量31L)と、「ヘルシーシェフ」シリーズの「MRO-DS7」(庫内容量22L)を発表した。発売は8月20日で、価格はオープン。推定市場価格は、MRO-DS9が5万5,000円前後、MRO-DS7が4万5,000円前後。
MRO-DS8は、同社のフラッグシップモデル「MRO-DV200」が搭載する「わがや流あたため」機能、「2品同時あたため」機能を採用したモデル。同製品には、食品の重さだけでなく、置かれている位置も測定できる「トリプル重量センサー」が搭載されている。「わがや流あたため」はこのセンサーを利用した機能で、日常的に使用する食器をあらかじめMRO-DS8に登録しておくと「全体の重さ-器の重さ=食品の重さ」を計算して、適切な時間分の加熱を行うというものだ。登録可能な食器は、ごはん用が4種類、冷凍ごはん用が2種類、おかず用が4種類となっている。また、仕上がりの温度も「熱め」「ぬるめ」など5段階から調整可能だ。なお、事前に登録されていない食器の場合でも、調理前に重さを測定することで、食品の量に合わせた適切な加熱を行うことが可能だ。「2品同時あたため」は、2種類の異なる食品を同時に温める機能。食品の置かれている位置を検知し、それぞれに適切な量のマイクロ波を当てることで、2品同時に仕上げるというもの。この機能では、冷蔵された食品と冷凍された食品とを、同時に温めることも可能となっている。
MRO-DS7は、庫内容量が22Lと小型なサイズながら、過熱水蒸気機能を搭載したモデル。「わがや流あたため」「2品同時あたため」は搭載されないが、DHAやビタミンなどの熱に弱い栄養素の破壊を防ぐ「低温調理」機能が搭載されている(MRO-DS8にも搭載)。 なお、両モデルとも背面壁ぴったり設置を採用している。
また、省エネ性能の高さもポイントとなってくる。MRO-DS8では、ヒーターやマグネトロンの高効率化により、2008年度省エネ目標基準に対する達成度は105%、また、MRO-DS7では108%を実現している。
MRO-DS8 | |
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レンジ消費電力 | 1450W |
オーブン/グリル消費電力 | 1340W |
サイズ | 幅487mm×高さ365mm×奥行き430mm |
質量, | 約16.5kg |
MRO-DS7 | |
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レンジ消費電力 | 1450W |
オーブン/グリル消費電力 | 1330W |
サイズ | 幅483mm×高さ340mm×奥行き386mm |
質量, | 約13.5kg |