USBメモリからMIDIデータを再生して楽器練習に活用できるミュージックデータプレイヤー「伴奏くんII」

ヤマハはMIDIデータを高品位に再生できるミュージックデータプレイヤー「伴奏くんII MDP-30」を10月1日より発売する。標準価格は6万900円。

同製品は772音色もの高品位な音源と、ステレオスピーカーを内蔵。MIDIデータを高音質で再生できるミュージックデータプレイヤーだ。

同社は各種楽器プレイヤーや愛好家に向けてレッスン曲やアンサンブル曲、弾き語り曲などのMIDIデータを制作して、ネットショップ「音楽データショップ」や楽器店店頭の販売機「Muma」で販売している。同製品はこういったMIDIデータを読み込み、再生し、楽器練習などに活用できる。

再生はテンポやキーを自由に変えることが出来る。また鍵盤楽器の右手/左手パートのみの練習や、特定パートを消音するマイナスワン機能など、楽器練習に便利な機能を搭載。反復練習に便利なリピート再生機能も用意される。本体にはUSB端子を装備し、USBメモリに保存したMIDIデータを再生できる。本体内には3,904KBの内蔵メモリを搭載し、MIDIデータの保存も可能だ。またオプションのフロッピーディスクドライブ(標準価格1万2,600円)も用意され、こちらを使用すれば従来機種「伴奏くん MDP-10」で使用していたMIDIデータを読み込むことも可能だ。

本体サイズは256×216×253mmで重量は2,3kgと持ち運びできるサイズ。タップテンポにも対応したメトロノーム機能はクリック音に加え、22種類のリズムパターンも用意される。また離れた場所に本体を設置していても練習しやすいリモコンも同梱されている。