タカラトミーは15日、液晶画面付き貯金箱「貯金伝説 バンククエスト」(以下、バンククエスト)を発表した。同商品はユーザーが"勇者"(名前はユーザーが設定可能)となって、ロールプレイングゲームを遊びながら貯金ができる貯金箱。本体は塔の形をしていて、正面には勇者の冒険の様子、現在の貯金金額、勇者の所持金などを映し出す液晶画面が付いている。8月7日より発売が開始され、価格は3,990円。
ゲーム内の通貨と貯金は連動しており(1円=1ゴールド)、ユーザーがバンククエストにお金を入れると自動的に金額をカウント。貯金額に見合った金額の剣や防具、回復のアイテムを武器屋や道具屋で購入することができるようになる。購入した武器は売ることもでき、その際は液晶内の勇者の所持金は変化するが、当然ユーザーの貯金額は変化しない。
武器の中には1万円以上するものもあり、お金を投じて最強の武器を購入すれば、いち早くゲームをクリアすることも可能となる。また、酒場で情報屋からゲームのヒントを得るにもお金を入れることが必要で、ゲームをクリアできるかどうかはユーザーの貯金次第になるという。
貯金で勇者の装備を整えたら冒険に出発。ユーザーは世界征服を企む"大魔王ワルダラー"を倒すために、180種類以上ものモンスターを倒しながら100階を目指し、塔を登っていく。多くのモンスターを倒し、経験値を得てレベルアップすると、購入できる武器やアイテムも増えていくという。しかし、冒険の途中でフタを開け、貯金を取り出してしまうとリセットがかかり、冒険はまた始めからやり直しとなる。
さらにオートバトルにより、ユーザーが操作を行わなくても自動的に冒険を進めることが可能で、ユーザーが出かけている間にも武器や回復アイテムを十分に装備しておけば、バトル時の操作をしなくても自動的にゲームを進めることができる。
サイズは115(W)×125(H)×115(D)mmで、重量は約240g(未貯金時、電池込)。バッテリーは単三型アルカリ電池×3本(別売)を使用する。お金は5円、10円、50円、100円、500円硬貨を認識することができ、それぞれ最大で約200枚投入できる。なお、すべて500円硬貨で貯金した場合、約5万円を貯めることが可能となっている。
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