教育ソフト開発・販売専門大手のIEインスティテュートが運営する「Wiiでとことん漢字脳委員会」はこのほど、小学生の子供とその親に対する「漢字を書けない(もしくは読めない)ことによる恥ずかしさに関する意識調査」を行った。パソコンなどの普及により、「漢字を書く」機会が以前より減っている中、漢字が書けないことに恥じらいがある人は7割に上り、実際に5割を超える人が恥をかいたことがあるという調査結果が出た。
同調査は、7月11・12の2日間で全国に住む27歳~44歳の小学校1年~6年の子供を持つ親416人を対象に実施。子供の回答は親が代理回答した。調査結果では、「漢字が読めないこと」に恥じらいがある人は、全体の64.9%、実際に恥をかいたことがある人は全体の45.4%。「漢字が書けないこと」に恥じらいがある人は、全体の70.5%、実際に恥をかいたことがある人は全体の50.5%だった。読み・書きの機会は減っていても、日本人の文化である漢字に対する意識が高いことが分かった。
漢字を学習したいと考えている人は、全体の82.4%を占めた。実際に子供では36.1%が今も取り組んでいる一方で、48.4%が取り組んでいない。親では66.3%が取り組んでいない。学習意欲はあるものの実施されていない中、もし歳相応よりも低いレベルの漢字学習をする時に、一緒に学習したい人について尋ねると、1位は「家族」で80.8%と圧倒的。2位は「先生」で15.4%、3位は「知らない人」で13.1%と続いた。
漢字を書けない(読めない)ことに恥じらいを感じない為に、もしくは漢字を書けない(読めない)ことで恥をかいた時に、漢字を学習し恥をかかないように取り組んだことはありますか。「Wiiでとことん漢字脳委員会 調べ」 |
詳しいアンケート結果については、「『250万人の漢検-Wiiでとことん漢字脳』公式サイト」にアクセスし「アンケート結果」ページを見ると良い。