米・テレビシリーズ『グレイズ・アナトミー』のイジー・スティーヴンス役でブレイクした女優キャサリン・ハイグルの降板の噂が一部で囁かれている。

アメリカのエンターテイメント業界のニュースサイト「E! Online」によると、同ドラマを制作するABC放送のスタッフであるShonda Rhimes氏が、劇中でイジー・スティーヴンスが死んだという設定にし、キャサリン・ハイグルを降板させる計画を明かしたとの噂だ。

米国では現在第4シリーズが放送中の『グレイズ・アナトミー』(ハイグルは中段左から6人目の肘をついている女性)

一方、キャサリン・ハイグルは、同ドラマで2007年のエミー賞の助演女優賞を受賞。その後、映画への出演も増え『Knocked Up』(2007)や『幸せになるための27のドレス』(2008)もヒットするなど、着実にキャリアアップを重ねている。こうした状況から、ハイグル自身も今後は映画の話題作へシフトしていきたいと考えているようだ。『グレイズ・アナトミー』への出演には消極的であるとも伝えられ、関係者がこれをおもしろく思っていないことから両者の関係がこじれたとも言われている。

ちなみに、この件に関してRhimes氏、ハイグル、ABCのスポークスマンは公式なコメントを避けており、真偽のほどは定かではない。