バンダイナムコグループは10日、2007年10月から2008年3月まで放送された「ガンダム」シリーズのTVアニメーション『機動戦士ガンダム00』のセカンドシーズンのTV放送(2008年10月から毎週日曜17時00分~17時30分 MBS・TBS系列全国28局ネットにて放送予定)にあわせ、グループ各社で商品・サービス展開を実施すると発表した。
『機動戦士ガンダム00』のファーストシーズンでは、西暦2307年の地球を舞台に謎の私設武装組織「ソレスタルビーイング」に所属する主人公の刹那・F・セイエイが「ガンダムエクシア」を駆り、いまだ争いが絶えない世界を相手にして戦争を根絶するための戦いを挑むという内容が描かれた。
セカンドシーズンでは、ファーストシーズンから4年後、成長した刹那がガンダムエクシアの後継機「ダブルオーガンダム」と共に再び世界に舞い降り、新生した「ソレスタルビーイング」とガンダムマイスターの新たな戦いが始まるという。
<ストーリー>
西暦2312年。ソレスタルビーイングと国連軍との最終決戦から4年。地球連邦政府を樹立した人類は、さらなる国家の統合、人類の意思統一を目指すべく、連邦正規軍とは別に独立治安維持部隊『アロウズ』を組織する。しかし、その実態は、統一に名をかりた反政府勢力や主義、思想等への非人道的な弾圧であった。夢を叶え、ルイス・ハレヴィとの約束を守るべく、宇宙技術者の道に進んだ沙慈・クロスロードも、否応なく連邦政府の改革に巻き込まれていく。
一方、4年前の最終決戦で生き延びた刹那・F・セイエイは、ソレスタルビーイングによって変革を促された世界の行く末を見つめていた。監視者、アレハンドロ・コーナーを倒し、争いのない平和な世界になることを夢見て。しかし、彼が目の当たりにしたものは『アロウズ』によって作られた弾圧という名の平和、歪み続ける現実であった。彼は再び戦う決意をする。世界を変革できうる力、ガンダムと共に。
再び動き出す世界で刹那や沙慈の進み行く先はどこに向かうだろうか?
『機動戦士ガンダム00』セカンドシーズンのメインビジュアル |
製作はサンライズ、監督に水島精二氏、脚本には黒田洋介氏など、ファーストシーズンを支えたスタッフが再集結。同番組のスポンサーであるバンダイナムコグループは、バンダイ、バンダイナムコゲームス、バンダイネットワークス、バンダイビジュアル、バンダイチャンネルなどのグループ各社が、プラモデル、フィギュア、玩具菓子、自販機専用商品、アパレル、家庭用ゲームソフト、モバイルコンテンツ、映像パッケージソフト、映像配信など幅広いカテゴリーで展開を実施し、新たなガンダムの世界観を盛り上げていくとしている。