ウィルコムは10日、中国でPHSサービスが利用できる「ウィルコム海外レンタルサービス」を15日から開始すると発表した。サービス開始時は、北京・上海市内で利用できる。
サービス対象となるのはウィルコムPHSの契約者。「PIMカード」と「X PLATE(WX130S)」をレンタルすることで、中国で現地のPHSが利用できる。北京では010から、上海では021から始まる11ケタの番号が割り当てられる。
利用時は、渡航前にウィルコムサービスセンターに電話で申し込みを行う。PIMカードおよび電話機本体は宅配か、モバイルセンター成田第一・第二(テレコムスクエア)またはウィルコムプラザでの受け取りとなる。
PIMカードのみのレンタルの場合525円/月、レンタル電話機(X PLATE)がセットの場合、210円/日必要となる。これに加え、申し込み手数料として1,050円加算される。発信時の料金は、中国国内への通話が40円/分、国際IP電話での通話が100円/分、SMS(中国国内のPHS・携帯電話へのみ送受信可能)。着信時は、現地番号からの着信、SMSの受信は無料だが、日本のウィルコム電話番号への着信を受ける際は、35円/30秒の通信料が発生する。これらの利用料は月々のウィルコム利用料金に合算請求される。