イー・モバイルは10日、現在提供している「スーパーライトデータプラン」に、2年間の継続利用を条件とした新たな契約形態「スーパーライトデータプラン にねんMAX」を追加した。

スーパーライトデータプランは利用量に応じた段階制の定額プランで、今回追加されたにねんMAXの場合、約3MB分のパケット通信量を含む月額基本使用料が2,900円、約3MBを超えた分は1パケット0.042円、上限料金が6,880円。

これまでの「スーパーライトデータプラン にねん」と比べ、基本使用料が月額900円増す代わりに、契約時の割引額が従来より21,600円多い69,600円となる。2年間継続して利用した場合、月々の料金の差額合計は900円×24か月=21,600円となり、トータルでの支払額は変わらない。基本使用料として月々の支払い金額を割り増しすることにより、「Eee PC」(ASUSTeK Computer製)などのミニPCとイー・モバイルのデータ通信端末のセット販売時や、「EM・ONE α」販売時の販売価格を割引く。

現在、スーパーライトデータプラン にねんMAXで契約可能な同社の製品はEM・ONE αのみで、「EMONSTER (S11HT)」や「EMONSTER lite (S12HT)」は対象外。イー・モバイル広報では、今後高額な機種が発売されれば対象商品になるとしている。また、PCとのセット販売については、契約可能な対象商品は販売店が決定する。既に大手家電量販店などでは、Eee PC 4Gシリーズとデータ通信端末のセットが店頭価格100円で販売されている。

2年間の契約期間内に他の料金プランへ変更する場合は利用期間に応じた手数料(契約解除料)が必要となり、2年間の契約期間満了後は「スーパーライトデータプラン ベーシック」へ自動的に移行される。また、請求書発行サービスなどのオプションサービスを利用した場合は別途料金が必要。

(2106bpm/K-MAX)