米ゲッティイメージズは8日(現地時間)、写真共有サイト「Flickr」と提携し、Flickrユーザの写真や画像の一部をゲッティのコレクションに追加、提供を行うと発表した。今回の提携により、Flickrユーザはゲッティの各カスタマーに対し、ライセンスの提供を行えることになり、グローバルな市場におけるビジュアルライセンスビジネスが可能となった。

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ゲッティの「Flickrコレクション」に追加される画像は、同社編集者がFlickrサイトに掲載された画像の中から、ライセインシングやカスタマーニーズに基づき厳選するという。その後Flickrメンバーにオファーを行い、承諾が得られた画像を数カ月以内に同サイトに掲載し、ライセンス提供を行っていくとのこと。また、ゲッティの編集者が直接Flickrユーザに連絡を行ったり、コレクションへの画像を追加したりできるオンラインシステムを両社共同で開発を行うとしている。

同社のクリエーティブイマジナリー部門副社長アンディー・サンダース氏は、「この提携を通じ、より地域密着型で幅広いスタイルの画像の提供できるよう拡大していく。新コレクションは、ストックフォトの定義を広げて、各メディアで使用される画像の選択が広がり、より便利になるだろう」と話している。