「世界レスキュー連合(U.R.F.)」より招待状が届いた。どうも、日本支部長のやえこさんより、「V.I.P」に選ばれたらしい。という前に、世界レスキュー連合って何? というところだが、どうやら神保町にある拠点「純喫茶ヒマラヤン」までの出頭要請のようだ……。
というわけで、仕事も途中で放り出して、徒歩で神保町へと向かった。神保町には、私の行きつけの「純喫茶」があるのだが、残念ながら「ヒマラヤン」という名前ではない。ちなみに「ロ○リオ」という名前である。しかし、地図を見る限り、非常に近くにあるようだ。で、実際に神保町のすずらん通りを突き進むと、あっけないほど簡単に「純喫茶ヒマラヤン」を発見したのだが……。
食べ物以外はすべて「0円」といった雰囲気。ただし、「ゲームで遊ぶ」ためには、「特製ブラックカード」が必要らしい |
ちなみにこれが招待状の中にあった「特製ブラックカード」と思しきもの。「PLAYSTATION 3」の文字と、赤い人物のイラストが…… |
秘密基地に侵入するかのように、暗い階段を降りていくと、そこは普通の純喫茶。というか、何度も目にした光景である。店員と思しき人に招待状を見せると、普段は置いていない「しきり」の向こう側に通された……。
いつもは懐かしのシューティングゲームがピコピコと主張する筐体。しかし、画面がいつもと異なり、やたらと幅広い高解像度モニタに……。私の見立てではどう見ても筐体をくり抜いて、「BRAVIA」を仕込んだかのような有様だ。しかもコントローラとしてなぜかPS3の「デュアルショック3」、画面には見慣れぬ地図が広がっていた。
結局のところ、今回わかったキーワードは『ラストガイ』。どうも「地図」がカギを握るゲームを我々に見せたかったらしい。それ以上のことについては、アイスコーヒーとナポリタンで口封じされてしまった……。ちなみに、部屋の中はインド風に飾られていて、なぜか「インドカレー伝」とか「引き寄せの法則」といった書籍が置かれていた。
というわけで、まったく内容のないレポートとなったが、この「純喫茶ヒマラヤン」は7月18日より一般公開されるとのこと。営業時間は9時から18時。ただし、店にいるおかあさんたちの都合で、閉店時間は変動するらしい。はたして『ラストガイ』が意味するものは? ぜひとも神保町にある謎の店「純喫茶ヒマラヤン」を発見して、自分の目で確かめてほしい。