セブン&アイ・フードシステムズが運営するファミリーレストラン「デニーズ」は3日、クッキングスクールを17日と18日に開催することを発表し、参加者を募集している。このクッキングスクールでは、デニーズのメニューにはないオリジナルメニューの試作を通して料理の基本を学べるという。定員は各日10名で、参加費は1,500円。
同社によると、かねてよりレストランの利用者から「この料理には何が入っているのか」「どうやって作るのか」といった問い合わせがしばしば寄せられていたとのこと。このため同社では社内での研修のために開いていたクッキングスクールを、この4月より月に1度のペースで一般にも公開することとしたという。
スクールではデニーズのメニュー開発を担当している料理長が講師を務め、家庭でも役立つような一般的な料理の基礎を教える。7月のメニューはベジタブルカレーとナン。一般参加者にもクック帽とクックユニフォームおよびエプロンが貸与され、同じテーブルに座るデニーズ社員とともに料理のコツを学ぶ。毎回参加する人もいるなど、これまでの開催は好評を博しており、男性の参加者もみられるという。
同社では今後も繁忙期を除いては月に1度のペースでクッキングスクールを公開していきたい考えで、「こうした機会を通して、私たちの食への取り組みをご紹介させていただきたい」(同社広報)としている。