ノースウエスト航空(NW)は8日、成田空港にて新たなチェックイン・システムを導入した。これは、成田空港第1ターミナル北ウィングのインラインスクリーニングシステムの導入に合わせて取り入れたものとなる。
今回、具体的に導入したものとはスキャナ12台。同機器を取り入れることで、自宅や会社のパソコンで同社のオンラインでチェックインを済ませた人の搭乗券を、ダイレクトに読み込むことができる。システム導入に対して同社広報担当は、「今回のシステム導入で、約1分超の時間短縮ができるようになります。また、今までウェブサイトでチェックインしてもカウンターで再度手続きが必要だったものが、スキャナの読み込みだけで済ませられるので、利便性の向上につながると思います」としている。
今後はさらに、オンラインチェックイン優先カウンターを設置するので、より迅速な処理が可能だ。なお同システムは、世界規模のノースウエスト航空の搭乗手続きシステムのなかで、成田空港に最初に導入するものとなる。また、これまでX線検査装置の前で警備員が実施していた本人確認については、48台あるセルフサービス・チェックイン機に組み込むことで、スピーディーな処理を実現していく。