おなじみピカチュウ・ザ・ムービーの最新作『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ギラティナと氷空(そら)の花束 シェイミ』の完成披露試写会が6日、都内で行われ、山寺宏一、南明奈、TIM、松本梨香ら声の出演陣や、湯山邦彦監督、同作の主題歌を歌うCrystal Kayが登場した。
夏休み恒例の『劇場版ポケットモンスター』は今年で11作目。舞台挨拶に登場した出演者以外にも中川翔子、中村獅童らがゲスト声優として参加することでも話題になっている。本作ではサトシ&ピカチュウが映画初登場となる新ポケモン・シェイミと、世界の裏側にある鏡のような不思議な「反転世界」を旅しながら「かけがえのない友情」を育んでいく。
湯山邦彦監督が「ノルウェーで氷河の取材を敢行しました。映画の中では涼しい風景が広がっていますが、出演者の演技は熱かったですね」と語る最新作は豪華声優陣に恵まれ、幼い頃にピカチュウの「ピー」から「ピーちゃん」と呼ばれていたというアッキーナこと南明奈もゲスト参加。奥様のレイラという実生活と離れた役どころながら「小学生の頃からずっと観てきた映画なので、出演できてうれしい。でもお姉さん役なので喋り口調が難しかった」と苦労を明かした。また本作でムゲン役を演じ、ポケモン映画に11年連続出演となる山寺宏一は「同じアニメシリーズの劇場版で、11作すべて違う役で出ているのは、どうやらギネス記録らしいです!」と喜びいっぱいのコメント。「ただし、"山ちゃん調べ"では、ですが(笑)」と付け加え、会場を沸かせることも忘れなかった。
「おっはー」の掛け声で会場をひとつにする山寺宏一 |
シェイミを意識したワンピースで手を振る南明奈 |
会場では主題歌『ONE』を歌うCrystal Kayの生ライブも行われた。「子供達の前で歌うのはあまりないことなので緊張しました」と語るCrystal Kayだったが、「今回の曲は友情ソング。かけがえのない大切な人を想いながら歌った」と気持ちを込めたことをと強調。「セリフはすべて"ラッキー"だった」というラッキー役で声優に初挑戦したことにも触れ、自慢の声でアフレコの様子を再現すると、他の出演者の喝采を浴びた。
『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ギラティナと氷空(そら)の花束 シェイミ』は7月19日(土)より東宝系で全国ロードショー。