「HP TouchSmart PC IQ500」。2008年内に地上デジタルTV対応予定

日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は3日、タッチスクリーン搭載のオールインワンPC「HP TouchSmart PC」の新製品「HP TouchSmart PC IQ500」シリーズを発表した。同日より同社オンラインストア「HP Directplus」で先行予約が開始され、18日より「IQ501jp」「IQ503jp」が販売される。量販店では「IQ507jp」の取り扱いを順次開始する予定。販売予定価格はIQ501jpが13万9860円、IQ503jpが19万9500円。IQ507jpの価格はオープン。

また「HP Directplus」の先行予約では、先着200名にポケットメディアドライブ160GBがプレゼントされる。店頭先行予約ではHP TouchSmart PC特製カバーがプレゼントされるとのこと。

IQ500シリーズは、「HP TouchSmart PC IQ700」シリーズ(2007年発売)の後継シリーズ。液晶ディスプレイには22型ワイドWSXGA+(1,680×1,050)の「Bright Viewタッチスクリーン」を採用。さらに、IQ700シリーズでも使用された光学センサーと、耐久性の高い強化ガラスが使われている。本体カラーは、光沢のあるピアノブラック。また、約22cmというB5ノート並の奥行きで、本体下のスペースに薄型のワイヤレスキーボードを収納可能だ。

右側面。IEEE1394ポート、5 in 1メディアスロット、スロットイン式のLightScribe対応DVDスーパーマルチドライブなどが配置

左側面。USB 2.0×2、ヘッドホン端子などが配されている

それぞれの仕様は、IQ501jpがCPUにCore 2 Duo T7250(2.0GHz)、ストレージが320GB HDD。グラフィック機能はチップセット内蔵機能を利用する。IQ503jpは、CPUがCore 2 Duo T7250(2.0GHz)で、ストレージは750GBのHDD。グラフィック機能として、GeForce 9300M GSを搭載している。店頭モデルのIQ507jpは、CPUがCore 2 Duo T8100(2.1GHz)でストレージが500GBのHDD。グラフィック機能は、チップセット内蔵機能を利用する。メモリは共通して4GB。OSには64bit版のWindows Vista Home Premiumがプリインストールされている。

そのほか全機種共通の仕様として、スロットイン式のLightScribe対応DVDスーパーマルチドライブ、USB 2.0×5、SPDIFポート、IEEE1394ポート、5 in 1メディアスロット、ギガビットLAN、802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth、Webカメラおよびアレイマイクなどが搭載されている。

背面

背面の左側面側のカバーを外すと、USBやSPDIFポートなどが現れる

外付けACアダプタはかなり大きめ

本体サイズは535(W)×188(D)×443(H)mm、重量は約11.6kg。液晶ディスプレイのパネル上に輝点ピクセルが1つ以上、または黒点が6つ以上発生した場合、標準保障の対象としてサポートする揮点ゼロ保障が付属する。