パナソニックサイクルテックは3日、ブレーキ時に生まれる電気をバッテリーに継ぎ足し充電する回生充電機能付き電動自転車「リチウムビビ・RX-10S」を発表した。発売は8月20日を予定しており、価格は15万円。

リチウムビビ RX-10S

手元スイッチ

前輪駆動部(回生機能付きモータ)

RX-10Sは、減速する際にブレーキレバーを引くとアシスト用モーターが発電機として機能し、発生した電気をバッテリーに補助充電する。これにより充電一回あたりの走行距離は、走行条件に合わせてアシスト力を自動調整するオートマチックモードと組み合わせた場合で、最大約182km。モーターは、左右のブレーキレバーに搭載されたスイッチをONにすることで作動する。バッテリーには、10Ahの大容量リチウムイオンバッテリーが採用されており、アシストモードが標準でも約125km走る。

アシストモードは、強・標準・弱の3段階に加え、出だしや上り坂は標準、平地は弱、下り坂はOFF、勾配の急な坂では強など、走行条件に合わせて自動的に調整するオートマチックモードを備える。なお、標準モードでも、上り勾配では強アシストに切り替わる。

主な仕様は、サイズが全長1,860mm、全幅590mm、サドル高785～905mmで総車両質量が25.7kg。充電時間が約5.5時間となっている。