ソフトバンクモバイルは3日、PDC方式の第2世代携帯電話(2G)サービスを2010年3月31日までに終了させると発表した。現在、2GサービスはNTTドコモとソフトバンクの2社が提供しているが、ユーザー多くは3Gサービスを利用しており、減少が続く2Gサービス利用者の3G移行をさらに促進し、経営資源を集中させることが得策と判断した。

同社では今年3月末で2Gの新規受付を終了しており、今回、改めてサービス終了日が明らかにされたことになる。同社の2Gは1994年4月に開始され、2002年12月からは3Gサービスをスタート。

新サービスの多くを3Gで導入したことで利用者の多くが3Gを利用する状況になり、契約数も今年5月末の段階で3Gの1,480万6,300と比べて414万6,500となっていた。

同社では、この400万ユーザーに対してサービス終了と3Gへの変更などを案内する。詳細はダイレクトメールやソフトバンクショップなどで案内するという。