Openmokoは7月2日、Linuxベースの多機能モバイルフォン「Openmoko Neo FreeRunner」を販売するオンラインストアを7月4日にオープンすると発表した。7日より発送を開始するという。
Openmokoは、Linuxベースのスマートフォンプラットフォームを開発するオープンソースプロジェクトから誕生した。Neo FreeRunnerは今年2月にソールドアウトとなった「Neo1973」に続く、第2世代のOpenmoko製品になる。850/1800/1900MHzまたは900/1800/1900MHzのトライバンドGSMに対応する2つのバージョンが用意されている。丸みのある本体に、2.8インチ(480×640)のタッチスクリーン、Wi-Fi(802.11 b/g)、アシストGPS、GPRS、Bluetooth 2.0、モーションセンサーなどの機能を装備。メモリは128MB WSDRAM/256MB NANDフラッシュ。microSDに対応する。
継続的な機能強化、柔軟なカスタマイズを可能にするのがオープンモバイル・プラットフォームの強みである。Openmokoは今年8月にサンフランシスコで開催されるLinux worldで、ロケーションベースのアプリケーションを含む新ソフトウエアをリリースする予定だとしている。
価格は399USドル。オンラインストアのほか、欧州、インド、北米ではパートナーを通じた販売も行われる。