Mozilla Foundationは1日 (米国時間)、Firefox前バージョンの最新版「Firefox 2.0.0.15」をリリースした。脆弱性の修復を目的としたセキュリティリリースであり、MozillaではすべてのFirefox 2ユーザに対しアップデートを呼びかけている。
Mozilla Foundationセキュリティアドバイザリの報告によれば、今回のリリースにおける修正箇所は12件。メモリ破壊の形跡があるクラッシュ (MFSA 2008-21) や、キャッシュファイルからのクロームスクリプトの読み込み (MFSA 2008-22) など、うち5件は重要度が4段階中もっとも高い「Critical」に分類されている。