デノンは30日、コンパクトサイズで本格的な5.1chスピーカーシステム「SYS-56HT」を発表した。発売は7月中旬を予定しており、価格は3万7,800円。サテライトスピーカー4本と、センタースピーカー、サブウーファーで構成される。
サテライトスピーカーは、幅84mm×高さ189mm×奥行き110mmのコンパクトなキャビネットに、5.7cm径のコーン型フルレンジユニットを2基搭載する。背面には、壁にダイレクトに取り付けるための穴が開けられているほか、同社のスピーカー用ブラケット「ASG-10」「ASG20」を取り付けるための穴も用意されている(「ASG80/100」などのスピーカースタンドには対応しない)。
センタースピーカーは、サテライトスピーカーと同様に5.7cm径のフルレンジユニットを2基使用している。キャビネットは、幅263mm×高さ84mm×奥行き110mm。薄型テレビの前面に設置することも可能だ。 サテライトスピーカー/センタースピーカーともに、密閉型で、防磁仕様。最大許容入力は30W(JEITA)/100W(PEAK)。サブウーファーは、16cmコーン型ウーファーを1基搭載。最大出力50W(PEAK)のパワーアンプを内蔵する。サイズは、幅210×高さ353mm×奥行き379mm。
スピーカーブラケット「ASG-10」(左)「ASG-20」(右)が使用可能だ |