ブリヂストンは26日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を9月1日より改定すると発表した。値上がりは3~10%程度となる予定。
ブリヂストンは今回の値上げの理由について、タイヤの原材料である天然ゴム価格上昇や、原油価格の歴史的な高値の更新、合成ゴム・カーボンブラックなどの石油化学系原材料の価格さらなる高騰が続いているために、生産性の向上やコスト削減などの企業努力だけでは困難であると判断したためとしている。同社は、2004年から毎年タイヤの値段を上げているが、今回は5回目の値上げとなる。改定率は以下のとおり。
種類 | 値上げ率 |
---|---|
乗用車用タイヤ、小型トラック用タイヤ | 5% |
トラック・バス用タイヤ | 7% |
建設車両用タイヤ | 10% |
産業車両用タイヤ | 7~10% |
二輪自動車用タイヤ | 3~10% |
その他タイヤ | 7% |
チューブ、フラップ | 10% |