「Endeavor Pro4500」

エプソンダイレクトは、Endeavorシリーズ新製品として、Intel X48 Express チップセット搭載のフラグシップモデル「Endeavor Pro4500」を発表した。すでに受注を開始しており、価格は17万8,080円からとなっている。

Endeavor Pro4500は、「Endeavor Pro4300」の兄弟機となるデスクトップのフラグシップモデル(Pro4300は継続販売を行う)。チップセットにはIntel X48 Express+ICH9Rを採用し、CPUは新たにCore 2 Extreme QX9770(3.2GHz) を搭載できるようになった。Core 2 Extreme QX9770搭載時には、専用のCPUヒートシンクが用いられる。またCore 2 Extreme QX9770の性能を十分に発揮するため、メモリにはインテル独自のExtreme Memory Profile「XMP」に対応したXMP 1600 DDR3 SDRAM 2.0GB(1.0GB×2)を採用。さらに、GeForce 9シリーズの最上位モデルであるグラフィックスボード「Nvidia GeForce 9800GTX」が選択できるようになった。

Core 2 Extreme QX9770搭載時には、専用のCPUヒートシンクを利用

フラグシップモデルであることの証「1600 Revolution」プレート

CPUには前モデル同様、Core 2 Duo E8400(3GHz)、Core 2 Quad Q9450(2.66GHz)/Q9550(2.83GHz)を選択可能。メモリにはPC3-10600 DDR3 SDRAM を2GB(最大4GB)を搭載できる。HDDはSATA IIを80GBから1TBまで選択可能で、SATAII RAID 0、RAID 1、RAID 10もサポートしている。

フロントベゼルには新色の「シャイニーブラック」を採用し、フラグシップモデルであることの証である「1600 Revolution」プレートを装備する。天面のハンドルとフロント下部の回転式HDDケージは従来通りだ。

フロント下部の回転式HDDケージ

光学ドライブはDVD-ROMドライブ、コンボドライブ、2層書込対応スーパーマルチドライブから選択。インタフェースはUSB 2.0ポートを前面に2個、背面に6個の計8個。PCI Express/PCIスロットは合計7本。また、シリアルポート、パレルポート、eSATAポートなどを装備する。その他の機能は、ギガビットLAN、TPMセキュリティチップを搭載。

OSはWindows Vista Ultimate SP1、Business SP1、Home Premium SP1、Home Basic SP1、Business SP1 ダウングレード(XP Professional)から選択する。

本体サイズは217(W)×501(D)×476(H)mm(天面ハンドル有)、質量は約19.6kg (基本構成時)。

最小構成例

CPU Core 2 Duo E8400(3GHz)
チップセット Intel X48 Express+ICH9R
グラフィックス機能 ATI Radeon HD 3450 256MB
メモリ 2GB
HDD 80GB(SATA II、7200rpm)
光学ドライブ DVD-ROMドライブ
サウンド インテル ハイ・デフィニション・オーディオ
通信機能 ギガビット対応有線LAN
キーボード & マウス 109キーUSBキーボード、ホイール付きUSBオプティカルマウス
OS Windows Vista Home Basic with SP1
価格 17万8,080円

(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)