システム青山は、同社が運営する富士通専門店「アクセス」において、本格的な親指シフトキーボードを搭載した大画面スリムモバイルノートパソコン「FMVNS7B4S」を6月27日より販売する。価格は22万9,800円。なお、初回入荷分はすでに完売していて、次回入荷は7月上旬の予定だ。
FMVNS7B4Sは、富士通の14.1型WXGA(1,280×800ドット)液晶搭載スリムモバイルノートパソコン「FMV-S8360シリーズ」をベースにしたもので、富士通のワープロ専用機「OASYS」シリーズに搭載されていた親指シフトキーボードを採用している。親指シフトキーボードは、人間工学と日本語の各音の出現頻度をもとに3段30キーにかな文字をバランスよく配列することにより、英文タイプライタ同様のタッチタイピングを可能にし、すべての文字が1ストロークで入力できるもの。FMVNS7B4Sに搭載されている親指シフトキーボードは、エミュレーションの「快速親指シフト」とは異なり、キーボードの中央に「親指左(無変換)」、「親指右(変換)」を配置した本格的な配列のものとなっている。
主な仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo T8100(2.10GHz)、チップセットがMobile Intel GM965 Express、メモリが1GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(1GB×1、最大4GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のものを利用する。ハードディスクは80GB容量の5,400回転Serial ATA HDD、光学ドライブは2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ。その他の機能は、IEEE802.11a/b/g対応無線LAN、ギガビットLAN、FeliCa、指紋センサなど。OSはWindows Vista Businessがプリインストールされている。
本体サイズは316(W)×235(D)×24.3~34.0(H)mm、重量は約1.68kg(ウェイトセーバー搭載時)。バッテリ駆動時間は最大約9.4時間(増設用バッテリー搭載時)。