ビー・エム・ダブリューは、世界で初めてスポーツ・アクティビティ・クーペというコンセプトを導入した、「ニューBMW X6」の予約注文受け付けを開始すると発表した。同じ「X」がつくが、全高が高くRV系のイメージを彷彿とさせるX3やX5などとは異なり、全高は控えめになり、より市街地走行向けのスタイルとなっている。エンジンには、直列6気筒DOHC 3Lツインターボエンジンに加え、BMW初となるV型8気筒 4.4Lツインターボエンジンも用意される。トランスミッションはともに6速AT。価格は、4.4L V8エンジンを搭載した「ニューBMW X6 xDrive50i」が1,070万円、3L 直6エンジンを搭載した「ニューBMW X6 xDrive35i」が851万円。
「ニューBMW X6シリーズ」は、クーペの代名詞である優美さと、個性的な外観を強調するワイドでパワフルなスタイリングとしている。BMWとしては初めて、リヤアクスルの個々のホイールに駆動力を常時配分するダイナミック・パフォーマンス・コントロールを標準装備。50:50の前後重量配分と、xDrive、アクティブ・ステアリングが走行安定性をもたらすほか、最大限の安全性能とドライビング・ダイナミクスを提供するという。環境性能においては、プレミアム四輪駆動セグメントにおいて、最高レベルの燃費効率とCO2排出削減量を低減しているとのことだ。
そのほか、シートヒーター付き電動式スポーツ・レザー・シート、iDrvieおよびHDDナビゲーション・システム、リア・ビュー・カメラ、ランフラット・タイヤなどが標準装備される。
BMW Group Studio(東京都千代田区丸の内1-9-2)では、6月25日から7月末日までニューBMW X6 xDrive35iとBMWのクーペ・モデルを展示予定のほか、期間中にはクラブジャズバンドJABBERLOOPのライブイベントや自動車雑誌編集長などによるトークイベントなども予定されている。詳細はBMW Group StudioのWebサイトまで。また、東京ミッドラウンでも、7月15日から27日まで、ニューBMW X6 xDrive35iとBMWのクーペモデルを展示予定。