カプコンは20日、東京・渋谷にて「CAPCOM洋ゲー解放区スペシャル ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲 先行体験会」を開催。会場には多数のファンが集まったほか、アーティストのYOU THE ROCK★が登場し、その腕前を披露した。
今回のイベントは18才以上という年齢制限付き。会場ではイベント当日だけのスペシャルドリンクとして「アテナの血(アルコール飲料)」と「エオスの涙(ノンアルコール飲料)」が用意されていた |
会場に展示されていた『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』のパッケージ。左から日本語版、北米版、欧州版となっている。北米版はド迫力…… |
イベントではまず、日本語版のローカライズを手掛けた大原晋作プロデューサーと"謎の洋ゲー伝道師"ことマスク・ド・UH氏が登場。「ゴッド・オブ・ウォー」とは? といった本シリーズの歴史に始まり、主人公・クレイトスについて、ゲームのストーリー面や「CSアタック」などのシステム面での魅力が語られた。特に大原プロデューサーは、本タイトルのカメラワークを絶賛。マップなしでプレイできるのがアクションゲームとして理想的であると語った。
その後、大原プロデューサーによって、CM映像が初公開されたほか、現在公式サイトでも展開されている「パロディ映像」の特別編が上映された。今回公開された映像は、クレイトスの声を演じる玄田哲章が、アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えを担当していることを意識した内容となっており、来場したファンも大満足の内容となっていた。
引き続き行われたのが、「『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』発売記念対談」。アーティストのYOU THE ROCK★が登場し、大原プロデューサーとマスク・ド・UH氏を合わせた3名での対談が行われた。YOU THE ROCK★は、洋ゲーについて熱く語るとともに、大原プロデューサーに「海外のゲームを日本に移植する際に大変だったこと」や「お気に入りのシーンはどこ?」といった逆質問を行うなど、巧みなトークで会場に集まったファンを大いに沸かせた。さらに対談後には、『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』を実際にプレイ。少々手こずりながらも最初のボスを見事にクリアし、安堵の表情を浮かべた。
最後は、大原プロデューサーによる「本日はたくさんのファンの方やゲストの方に集まってもらって、楽しいイベントになったのではないかと思います。これは小ネタなんですが、本作はPS2版では実現できなかった英語音声も搭載しているので、そちらでもぜひやってみてください」というメッセージで約1時間のイベントは終了した。
「CSアタック」についてちょっと解説
イベント中に登場した「CSアタック」について少し解説しておこう。一定量のダメージを与えると敵の頭上に「○」ボタンマークが現れることがある。敵に近づき「○」ボタンを即座に入力すると、「CSアタック」がスタートする。画面に次々と表示される「○」「×」「△」「□」に従ってボタンを素早く入力。入力に成功すると従来のアクションゲームでは味わえないほどのダイナミックなアクションが体験できる。「CSアタック」によるダメージは通常攻撃とはケタ違い。成功したときのド派手な演出を含めて、かなりの爽快感が味わえる。なお、「CS」とは「コンテキスト・センシティブ(状況に対応する)」の略である。
CSアタックのボタン入力指示は○×△□だけではない。LボタンとRボタンのガチャ押しで敵からの呪縛を破ったり、アナログパッドを指示された方向にグルグルと回転入力することで巨大な怪物と力比べをするといったケースもあるのだ |
ゲームタイトル | ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲 |
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対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
ジャンル | アクション |
発売予定日 | 7月10日 |
価格 | 5,240円 |
D (17才以上対象) |
(C) 2008 Sony Computer Entertainment America Inc. God of War is a registered trademark of Sony Computer Entertainment America Inc. Developed by Ready At Dawn Studios, LLC. |