英Sony Ericssonは17日(シンガポール時間)、8.1メガピクセルカメラを搭載した携帯電話の新製品「C905」を発表した。HSDPAとWi-FiをサポートしたCyber-shot携帯のハイエンドモデルで、デジカメに似た外観を持ち、Cyber-shotラインとしては初のスライド型となる。
16倍デジタルズーム対応の8.1メガピクセルカメラを搭載し、キセノン(Xenon)フラッシュ付けるなど、カメラ機能にフォーカスしたモデル。顔認識オートフォーカス、手振れ防止、スマートコントラストなどの機能も備え、高品質の写真を撮影できる。
撮影した写真は、2.4インチのキズ防止加工QVGA(240×320ドット)ディスプレイで楽しめるほか、DLNA(Digital Living Network Alliance)やWi-Fi、専用ケーブルを利用すれば、テレビで閲覧可能。またGPSを内蔵しており、Geoタグ(位置情報)を付けたり、ブログにアップロードすることもできる。
同社は、C905をカメラ付き携帯電話としては最も高機能であり、デジタルカメラに対抗するレベルとしている。
カメラ以外の機能としては、A-GPS(Assisted GPS)をサポートするほか、同社のコンテンツサービス「PlayNow arena」、音楽情報検索機能「TrackID」などの機能も利用できる。内部メモリは160MB、2GBのメモリースティックマイクロを同梱する。
サイズは104×49×18mm、重さは136g。色はブラック、シルバー、ゴールドの3色。今年第4四半期に一部市場で販売を開始する。