タカラトミーは18日、「フラワーロック2.0」を発表した。同製品は1988年11月に発売するや話題となり、全世界で累計850万個を売り上げたとされる「フラワーロック」を時代に合わせて進化させたもの。発売日は10月30日で、価格は6,090円。
初代「フラワーロック」は人と物をつなぐ"ハーティー・トイ"の先駆者として誕生。それまで"子どもの物"と考えられていた玩具を通して得た感動や驚きが、子ども大人に関係なく、人と人の心(ハート)をつなげる玩具になってほしいという思いが込められているという。今回発表された「フラワーロック2.0」は、その基本となるコンセプトはそのままに、"音楽を見て楽しむ"というコンセプトを加え、楽しい動きに光の機能がプラスされている。
「フラワーロック2.0」は玩具としては初とされる平面フルカラーLEDを採用。音楽に合わせて、常に30~50色の色彩で花びらや葉がランダムに光を放つ。光り方のバリエーションは、モード切り替えボタンによって変更可能な7種類を用意。5段階の輝度調整と曲調に合わせた動きの強弱で、気分に合わせて好みのアレンジを楽しむことができる。
<7種類の光のモード>
1.VOCAL MODE--8枚の花びらが違う色で光る。ランダムに色が変化
2.POP MODE--すべての花びらが同じ色で光る。全パーツ同時に別の色に変化
3.ROCK MODE--クロスした花びらが回転するように色が変わる
4.CLUB MODE--リズミカルにステップするように色が変わり、行ったり来たりする
5.JAZZ MODE--花びらの色がひとつひとつランダムに変わる
6.HIP HOP MODE--向かい合った花びらのみ色が変わり、プロペラのように回る
7.REAL MODE--本物の花を再現。花の色がランダムに変わる
さらに、ミュージックプレーヤーやステレオなどとLINE入力で接続することで、外部スピーカーとして使用することも可能。また、その際には1台ならモノラル再生が、付属のステレオミニプラグコードで2台連結するとステレオ再生が可能となる。
花の種類は、丸みを帯びた優しいフォルムの花びらが魅力の「ノースポールタイプ」と、誰もが馴染みのある花の「コスモスタイプ」の2種類。インテリアライトとしても幅広いユーザーに永く愛されるデザインを実現するため、今回の商品化にあたり一昨年の「グッドデザイン賞金賞」に続き、昨年度の「グッドデザイン大賞」を受賞した三洋電機のデザインチーム・アドバンストデザインセンターとコラボレーションを展開。
また、発売時のプロモーションとして、先代「フラワーロック」が発売された80年代の洋楽ヒット曲を収録したコンピレーションCD「FLOWER ROCK 2.0」をワーナーミュージックより発売する予定。
商品サイズは100(W)×260(H)mmで、スピーカーは40φサイズ、1Wインピーダンス8Ωアンプを内蔵する。本体同梱品はステレオミニプラグコード(50cm)、サングラス、取扱説明書。バッテリーは単三電池(別売)を4本使用し、連続動作は4時間としている。また、別売の家庭用AC100Vアダプター(アウトプット DC6V 1A)を使用することも可能。