ウィルコムは17日、インテルのモバイルインターネット機器向けプラットフォーム「Centrino Atom」を採用した小型PC「WILLCOM D4(ディーフォー)(WS016SH)」(シャープ製)を7月11日より発売すると発表した。7月4日より、全国のウィルコムプラザ、同社オンラインショップ、同社製品取扱店で予約販売を開始する。

W-VALUE SELECTで購入する場合、新規購入価格は128,600円(一括または頭金39,800円+3,700円×24カ月)。24カ月にわたり月々の使用料が1,600円割引になるので、24カ月間継続使用した場合の実質負担額は合計90,200円となる。

WILLCOM D4(ディーフォー)(WS016SH)

D4は、ディスプレイに5型ワイド(1,024×600)TFT液晶、スライド型のQWERTYキーボードを備えたウルトラモバイルPC(UMPC)。本体サイズは約188×84×25.9mmで、重量は標準バッテリ装着時で約470g。OSにWindows Vistaを採用し、CPUはインテルのAtom Z520(1.33GHz)を搭載する。メモリ容量は1GB、HDD容量が40GB。このほか、Bluetooth 2.0+EDR、ワンセグチューナーを搭載する。

通信機能としては、W-SIMを利用したPHS通信、内蔵のワイヤレスLAN(IEEE802.11b/g準拠)によるデータ通信、別売のクレードルのLAN端子を使用する有線LANでのデータ通信が利用できる。付属ヘッドセットや別売りのBluetoothハンドセットを利用すれば、音声通話も可能。

また、D4の発売に先駆け、新規で加入したユーザーを対象に6月20日より、全国47都道府県の約4,000の「ホットスポット」のアクセスポイントで高速データ通信を利用できる「ウィルコム無線LANオプション」キャンペーンを実施する。通常1,500円の初期登録手数料が無料になるほか、通常700円~1,600円の月額料金が、オプション加入月から最大2カ月相当分無料となる。