大韓航空が設立した格安航空会社「エアコリア」はこのほど、新しい社名とブランド名を「ジンエアー」とすることを発表した。
「ジンエアー」の名前は、韓国語で"ジン"と読める「『真』と英語の『Jean』からとったもの。実用的かつ競争力のあるサービスで、旅行業界に新しい概念を生み出していくという意味を込めたとしている。
またロゴや企業スローガン、ユニフォームなども同時に発表。ロゴは、蝶々をモチーフにしたもので、黄緑色をバックに水色と紫で色付けした斬新なデザインに仕上がっている。航空機は、銀色と黄緑色をメインカラーとし、フレッシュなイメージを前面に出した。
企業スローガンは、"ジンエアーとともに、より快適なフライトを"という意味を込めて「Fly, better fly!_Jin Air」とした。客室乗務員が着用するユニフォームは、ジーパンとTシャツ、ジャケットで構成。ジーパンスタイルを用いることで自由と実用を象徴し、乗客との距離感を縮めることを目標とする。
さらに、同社は乗客に親近感を持ってもらえるように、社員に"ジニ"というニックネームをつけるという。例えば、パイロットは"ジニ・パイロット"、客室乗務員は"ジニ・フライングメイト"だ。同社によると、韓国の航空会社でニックネームをつけたのは初めてだとしている。
同社は、2008年7月から韓国国内線で就航を開始。今後は、2009年をめどに日本や中国、東南アジアへの国際線進出も計画している。